平成29年度事業状況等の報告
1 事業の期間
平成29年4月1日から平成30年3月31日までとする。
2 事業方針
理工学のみならず、医・薬・農、更には、法律、経済、歴史など文系分野をも
含めた様々な学際的、業際的分野を網羅した総合工学的な科学・技術・文化の
発展を目指す。
3 事業の内容と取り組みについて
総合工学的な観点に立って、社会・環境に貢献する創造的、かつ調和のとれた
科学・技術・文化の発展を目指し、事業方針に基づく研究助成と人材育成の
事業を実施する。
その推進のため、研究助成、科学技術の普及・啓発活動助成、国際研究交流
助成等の研究助成事業と公開講座、国際シンポジウム、編纂・出版助成等の
人材育成事業を行う。
4 事業活動収入:19,576千円
(1) 経常収益:4,576千円
①
研究助成・人材育成特定資産運用収入:726千円(対前年74千円減)
②
管理運営特定資産運用収入:0千円(対前年2千円減)
③
賛助会費収入:2,850千円(前年未納2口分600千円あり、
対前年900千円増)
④
寄付金収入:1,000千円(対前年同額)
⑤
雑収入:0千円(対前年1,200千円減)
(2) 研究助成取崩:15,000千円(対前年7,000千円減)
5 公益目的事業費用:10,838千円(対前年12,680千円減)
(1) 研究奨励助成: 5,600千円(対前年1,400千円増)
①
募集:平成29年2月1日~3月31日ホームページ上で応募者数:21名
(前年対比5名増)
②
選考:評価基準書にて選考委員6名で審査、集計結果に基づき
選考委員会で決定。
③ 結果:審議の結果、6名を採択(@700千円×6件)。
④ 追加選考:女性研究者支援、及びグローバル化対応の観点で2名
追加採択(@700千円×2件)。
⑤ 採択書発行:平成29年6月5日、交付完了 :平成29年9月4日
(2) 科学技術の普及・啓発活動助成:
400千円(対前年同額)
①
募集期間:平成29年2月1日~3月31日ホームページで応募者数:2件
②
選考:選考委員会で審議2名を採択(@200千円×2件)。
③ 採択書発行:平成29年6月5日、交付完了 :平成28年9月4日
(3) 国際研究交流助成:1,000千円(対前年2,000千円減)
日本核酸化学学会2017.11.14~16
(4) 研究助成推進費:142千円
選考委員会費用88千円、監事監査経費44千円、その他10千円、
(5) 公開講座開催:600千円
国立研究開発法人 物質・材料研究機構が開催する公開セミナーに協賛。
(6) 国際シンポジウム開催:2,506千円
①
ISPAC2017ベトナム2017.6.8~10:522千円
②
ICPAC2018カンボジア2018.3.7~10:983千円
③
EMECR 2017:500千円
④
第5回エネルギーシステム国際会議2019:500千円
(7)
編纂・出版助成:300千円
「日本の化学産業」前年度ずれ込み
(8)
人材育成推進費:290千円
賛助会費打合費用28千円、会計ソフト管理費用43千円、
ホームページソフト8千円、運営会議日当交通費等(6回)210千円、
その他1千円
6 公益目的管理費用:6,772千円
7 管理運営費用:356千円
8 事業活動支出合計:17,967千円
以上
|