公益財団法人総合工学振興財団 |
2022年度事業計画書 |
1.事業の期間 2022年4月1日から2023年3月31日までとする。 |
2.事業方針 理工学のみならず、医・薬・農、更には、法律、経済、歴史など文系分野をも 包含する様々な学際的、業際的分野を網羅した総合工学的な科学・技術・文化 の発展を目指す。 |
3.事業の内容と取り組みについて 総合工学的な観点に立って、社会・環境に貢献する創造的、かつ調和のとれた 科学・技術・文化の発展を目指し、事業方針に基づく研究助成事業と人材育成 事業を実施する。 具体的には、研究奨励助成、科学技術の普及・啓発活動助成、国際研究交流助成 等の助成事業と公開セミナー、国際シンポジウム、編纂・出版助成等の人材育成 事業を行う。 コロナ禍により助成対象である諸学会・シンポジウム開催等が従前通りに 推進されるかが危惧される中、情勢に柔軟に対応して、出来得る限り上記方針に 基づき事業を遂行して行く。 |
3.1 研究助成 |
3.1.1研究奨励助成 優れた研究課題を対象とした大学及び公的機関の研究者への研究奨励助成。 国民生活の向上に役立つ、情報通信工学、化学・材料工学、機械工学、生物工学、 環境工学等の各種工学分野は勿論のこと人文社会分野も包含する総合工学的研究を 対象として行う。 ホームページ上で公募し、1件70万円で6件分の420万円を計上する。 |
3.1.2科学技術の普及・啓発活動助成 大学院以下の若い人々への科学技術普及・啓発と人材育成を推進する機関 若しくは人への助成。科学技術普及活動(財団の性格上、化学・生物関係を優先) を推進している団体の活動を対象として材料費、交通費等の経費を助成する。 ホームページ上で公募、20万円を計上する。 |
3.1.3国際研究交流助成 国際的研究交流及び調査をする機関若しくは人への助成。総合工学的観点に 立って、科学技術の発展動向はどうなっているか、国際社会やそこに暮らす 人々のニーズはどこにあるか、社会や地球環境への悪影響はないか等研究、 調査、交流を推進するために当事者が比較的自由度を持って活用出来るように 100万円計上する。 |
3.1.4研究助成推進費 上記の諸事業を円滑に推進する費用として50万円を計上する。 |
3.2 人材育成事業 |
3.2.1公開セミナー開催 工学、医学、経済学、社会学等を横断する学際的領域を含む広い分野の情報交流 のための公開セミナー開催に対して主催、共催、及び協賛の費用として60万円 計上する。 |
3.2.2国際シンポジウム開催 学際領域を含む広い分野の国際シンポジウム開催に対して主催、共催、 及び協賛 のために100万円計上する。 |
3.2.3編纂・出版助成 研究成果の普及・活用を目的に編纂・出版助成費用として30万円計上する。 |
3.2.4人材育成推進費 上記の人材育成事業を円滑に推進する費用として50万円を計上する。 |
4.1 資金調達、及び設備投資計画 今期も資金調達、及び設備投資の計画はない |
以上 |
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