国民生活の向上に役立つ、優れた公益目的の研究課題を選考の対象とし、大学及び公的機関の研究者、及び一般法人の研究者に対して研究奨励金の交付を行います。
研究分野としては情報通信工学、化学・材料工学、機械工学、生物工学、環境工学、製薬工学、医療工学等の各種工学分野に加え人文社会分野も包含する総合工学的研究を対象とします。
2025年度は「従来の研究奨励助成」(1)に加えて、新しい助成金として、「皆んなで育てる科学技術研究助成」(2)をスタートします。
-
従来と同じ研究奨励助成、1年間で70万円の研究奨励助成を1件募集します。
希望者は「研究奨励助成」の応募用紙をメールにて請求して下さい。
-
「皆んなで育てる科学技術研究助成」は、研究期間を1年、2年、3年を選択。研究に必要な助成金を研究者自身が金額を記入します。この助成金は「研究の目的」、「募集総額」、「募集期間」、「募集対象」、「募集理由」、「資金使途」を一般に公開し、公募寄附金を募集し、その寄付金を助成金とするものです。今回は2件以内を募集します。
希望者は「皆んなで育てる科学技術研究助成」の応募用紙をメールにて請求してください。
-
応募用紙請求:(1)の「研究奨励助成」および(2)の「皆んなで育てる科学技術研究助成」ともに財団法人事務局:secretary@fist.or.jpに請求し、所属長または法人の代表者の押印後カラースキャンして3月31日までに応募してください。
-
応募書類はPDF文書としてメールで添付送信してください。(「開封確認を送信」の□にチェック)
-
「研究奨励助成」の申請案件については、選考委員会が選考を行い6月までに採択課題を決定し、7月以降に助成金を提供します。
-
「皆んなで育てる科学技術研究助成」の申請案件については、応募書類提出後、数件ヒアリングを行い、内容の説明を求めます。その後財団の公益目的、中立研究認定委員会の審査を経て、選考委員会の審査を経て6月までに採択課題を決定します。
採択された研究課題は、その助成金を公募寄附金として広く一般から公募寄附金を募集します。